つまり、手紙の種類によりますがこの「、」「。」をあえて失礼な表現として嫌う傾向があります・・・・・
この手紙の種類とは、結婚式の招待状、転勤通知、移転通知、死亡通知、喪中欠礼などがありますが、おおよそのところ句読点がありませんね。
考えてことがあるでしょうか?
つまりこのようなことがあります、これは昔の手紙の書き方の作法の一つで、句読点は失礼と考えられていました。
なぜ失礼にあたるのか?
ご存じのように、句読点はこういった文章を読みやすくするための補助記号ですね。
つまり、敬うべき相手を「補助」する、つまり助けるなんてことは、身分を越えた失敬な行為である。
と言うのが建て前だそうです。
このことは少し難しいかもしれませんが、私の教養は十分にあるのだから、句読点なんかなくとも理解できるのだ、という考え方のようです。
しかし、実際は句読点がない手紙の場合はスペースをあけて書いているのがほとんどですから、スペースと句読点の基本的コンセプトは同じなはずですから、かなり矛盾した考え方のような気はします。(^_^;)
また、毛筆は一度はお使いになったかと思いますが、たとえば毛筆で手紙を書いた場合、句読点をお使いになった方はお気づきでしょうが、はっきり言って、句読点は不体裁極まりない。
よくよく昔の毛筆の手紙の文例なんかを覗いてみてください、確かに句読点はみられませんがいわゆるスペース「分かち書き」で読みを助けているはずです。
たかが句読点ですが、時代が変われば何とかとも言いますが、手紙を書く句読点まで敬意の表現を持ち込もうとした日本人の繊細な感覚は外国では考えられない、独特な手紙の書き方でしょう。